書籍情報
・著者:長浦京
・出版社:講談社
・受賞歴:第6回小説現代長編新人賞
・あらすじ:
受賞時の作者名は『長浦縁真』。
江戸初期、徳川家光の治世。百を超える<辻斬り>の災禍に、江戸の町は震撼していた。殺戮集団の主犯は、戦国の英雄、元津藩士の赤迫雅峰とその一党。幕府が送る刺客は次々と返り討ちにあい、老中・松平伊豆守は切り札となる<掃討使>に旗本・小留間逸次郎を任命する。赤迫対逸次郎、血塗られた闘いは連鎖し、やがて市中は戦場と化すーー。無惨にして無常。これぞ、新時代の剣戟活劇!