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『紅至宝物語 流浪の用心棒と神秘宿す舞姫』平加多璃の書籍情報

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・著者:平加多璃
・出版社:KADOKAWA
・受賞歴:第6回富士見ノベル大賞(最終候補)

・あらすじ:
用心棒のウィードはいわくつきの宝・紅吉祥【くれないきっしょう】のハントに同行する。それは数百年に一度、指輪や盃等を依代に顕現する、国をも揺るがす力を秘めた代物らしい。だが顕現のとき「器」に選ばれたのは人間ーー舞姫ラウラだった。元奴隷の彼女は権力者に利用されかねないその力を拒絶。力を捨てるため聖地への旅を決意し、報酬につられたウィードは護衛を引き受ける。奔放なラウラに手を焼くウィード。一方ラウラは人生に投げやりな彼が歯がゆい。即席の主従関係でしかなかった二人が変わっていく中、紅吉祥を狙う者が現れーー。==登場人物==ウィード腕利きの用心棒。面倒を嫌い、高額の報酬が出る依頼しか引き受けない。女の悲鳴が苦手。過去は別の仕事をしていたようだが……?ラウラ旅芸人の一座の舞姫。卓越した舞の技量と容姿の美しさから、「傾国の舞姫」と呼ばれる。奔放な性格だが、他人を細やかに気遣う一面も。

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