書籍情報
・著者:年見悟
・出版社:富士見書房
・受賞歴:第12回ファンタジア大賞
・あらすじ:
井戸から引き上げられた、全身穴だらけの惨殺死体。それは、フランス全土を震撼させた猟奇殺人鬼のパリへの到来を告げるものだった…。吟遊詩人の少女マリーは、ひとり夜のパリを歩いていた。胸に熱く激しい感情を渦巻かせながら。(やっと、やっとあいつを殺せるんだ)幼い頃、両親を奴ー猟奇殺人鬼に殺されたマリーは、その犯人を捜し求め旅を続けてきたのだ。そして、この街でようやく掴んだ犯人の手掛かり。ついに、復讐の時は来た。マリーは頼もしき相棒“アンジュ”とともに、殺人鬼に立ち向かう!第12回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞作。幻想のゴシック・サスペンス・ファンタジー。