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『海棠弁護士の事件記録 消えた絵画と死者の声』雨宮周の書籍情報

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・著者:雨宮周
・出版社:KADOKAWA
・受賞歴:第5回角川文庫キャラクター小説大賞

・あらすじ:
弁護士・海棠忍は、しがない法律事務所で依頼に振り回される日々を送っている。最大の悩みは、自らが後見人をつとめる十五歳の少女、黒澤瑞葉。ずば抜けて聡明なのだが、事務所に入り浸って事件に首を突っ込もうとするのだ。ある日、小学6年生の杉浦涼太が事務所を訪れ、三年前に事故死した祖父の遺品を取り戻してほしいと依頼する。幼い記憶ではあるが、祖父は最も大切にしていた黒猫の絵を「自分が死んだら涼太に贈る」と約束していたはずでーー?【登場人物】▼海棠忍:町の小さな法律事務所の主。目下の悩みは、自らが後見を務める少女・瑞葉が依頼に首を突っ込みたがること。数年前まで大手事務所で熱意ある仕事をしていたようだが……。▼黒澤瑞葉:高名な推理小説作家の娘。十五歳にして大人顔負けの知識を持ち、高校入学を拒否する。事件に興味深々だが、事務所に出入りする理由は他にもあるようだ。

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