今回ご紹介するのは、小説家の辻村深月(つじむらみづき)先生です。
多数メディア化もしている人気作家さん!
直木三十五賞や本屋大賞など多数の賞を受賞している辻村先生が、
どのような作品を書かれているか気になりますよね!
そこで今回の記事では、
- 辻村深月先生のプロフィール
- 辻村深月先生の代表作
- 辻村深月先生の作品一覧(刊行順)
をご紹介していきます!
読了本チェックリストもあるから、使ってみてね!
辻村深月先生のプロフィール
辻村深月先生はミステリーが得意な小説家さんです。
また、思春期独特の繊細な心理描写を描くのもお得意です!
「ミステリーのハラハラ感」がページをどんどん捲りたくなり、
「魅力的な登場人物たち」が読了後、心の中に残り、また読み返したくなります!
人気作家さんということでメディア化した作品も多く、観た方もいらっしゃるかもしれません。
辻村先生はさまざまな方や作品のファンでもあります!
こうした作品に影響を受けて、辻村先生の小説ができあがっているのですね。
辻村先生がお話を書きはじめたのは小学校3年生の時。
早いですね〜!
その後、ブランクはありつつも趣味で小説を書きつづけ、
千葉大学のミステリ研究会→地元・山梨でのOL時代を経て、
23歳のときメフィスト賞を受賞し、作家デビューしました!
辻村深月先生の代表作
代表作は、2017年5月に刊行された『かがみの孤城』です。
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】かがみの孤城
【作家】辻村深月
【出版社】ポプラ社
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2017年5月
【ジャンル】長編小説
【備考】第15回本屋大賞受賞 (2018)、武富智さん作画で漫画化(2019)、生駒里奈さん主演で舞台化(2020)、當真あみさん主演でアニメ映画化(2022)
あらすじ
あなたを、助けたい。
学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
引用元:ポプラ社サイト(https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008113.html)
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。
2018年に第15回本屋大賞を受賞した『かがみの孤城』。
2022年にはアニメ映画化もしたため、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
鏡から行ける城に招待された中学生たちが、3月30日までに、ある部屋の鍵を探すお話です。
中学生たちだけでなく、主人公と関わる大人たちもみんなリアル!
本作については以下の記事で詳しくご紹介しています!
辻村深月先生の小説一覧(刊行順)
先生は、2024年4月初旬時点で小説を37冊刊行しています。
デビュー21年目で37冊――だいたい1年に2冊のペースですね。
アンソロジーなんかを含めるともっと増えるね!
1冊ずつ、あらすじとともにご紹介していきます!
デビュー作
1作目『冷たい校舎の時は止まる』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】冷たい校舎の時は止まる
【作家】辻村深月
【出版社】講談社ノベルス
【冊数】全3冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2004年6月
【ジャンル】長編小説
【備考】デビュー作、第31回メフィスト賞受賞 (2004)、新川直司先生作画で漫画化(2008)
あらすじ
エンターテインメント界注目の大型新人・辻村深月が贈る青春小説
閉じ込められた8人の高校生――雪はまだ降り止まない
「ねえ、どうして忘れたの?」雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。凍りつく校舎の中、2ヵ月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す。でもその顔と名前がわからない。どうして忘れてしまったんだろう――。第31回メフィスト賞受賞作。
引用元:講談社BOOK倶楽部サイト(https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000204536)
デビュー後1〜3年(計4作品)
2作目『子どもたちは夜と遊ぶ』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】子どもたちは夜と遊ぶ
【作家】辻村深月
【出版社】講談社ノベルス
【冊数】全2冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2005年5月
【ジャンル】長編小説
あらすじ
始まりは、海外留学をかけた論文コンクール。幻の学生、『i』の登場だった。大学受験間近の高校3年生が行方不明になった。家出か事件か。世間が騒ぐ中、木村浅葱だけはその真相を知っていた。「『i』はとてもうまくやった。さあ、次は、俺の番――」。姿の見えない『i』に会うために、ゲームを始める浅葱。孤独の闇に支配された子どもたちが招く事件は、さらなる悲劇を呼んでいく。
引用元:講談社BOOK倶楽部サイト(https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000204763)
3作目『凍りのくじら』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】凍りのくじら
【作家】辻村深月
【出版社】講談社ノベルス
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2005年11月
【ジャンル】長編小説
【備考】第27回吉川英治文学新人賞候補 (2006)
あらすじ
引用元:講談社BOOK倶楽部サイト(https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000204914)
藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う1人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき――。
4作目『ぼくのメジャースプーン』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】ぼくのメジャースプーン
【作家】辻村深月
【出版社】講談社ノベルス
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2006年4月
【ジャンル】長編小説
【備考】第60回日本推理作家協会賞候補 (2007)、演劇集団キャラメルボックスにより舞台化(2022)
あらすじ
ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもなくひどかった――。ある日、学校で起きた陰惨な事件。ぼくの幼なじみ、ふみちゃんはショックのあまり心を閉ざし、言葉を失った。彼女のため、犯人に対してぼくだけにできることがある。チャンスは本当に1度だけ。これはぼくの闘いだ。
引用元:講談社BOOK倶楽部サイト(https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000205043)
5作目『スロウハイツの神様』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】スロウハイツの神様
【作家】辻村深月
【出版社】講談社ノベルス
【冊数】全2冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2007年1月
【ジャンル】長編小説
【備考】桂明日香先生作画で漫画化(2016)、演劇集団キャラメルボックスにより舞台化(2017)
あらすじ
引用元:講談社BOOK倶楽部サイト(https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000205267)
人気作家チヨダ・コーキの小説で人が死んだ――あの事件から10年。アパート「スロウハイツ」ではオーナーである脚本家の赤羽環とコーキ、そして友人たちが共同生活を送っていた。夢を語り、物語を作る。好きなことに没頭し、刺激し合っていた6人。空室だった201号室に、新たな住人がやってくるまでは。
デビュー後4〜6年(計6作品)
6作目『名前探しの放課後』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】名前探しの放課後
【作家】辻村深月
【出版社】講談社
【冊数】全2冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2007年12月
【ジャンル】長編小説
【備考】第29回吉川英治文学新人賞候補 (2008)
あらすじ
依田いつかが最初に感じた違和感は撤去されたはずの看板だった。「俺、もしかして過去に戻された?」動揺する中で浮かぶ1つの記憶。いつかは高校のクラスメートの坂崎あすなに相談を持ちかける。「今から俺たちの同級生が自殺する。でもそれが誰なのか思い出せないんだ」2人はその「誰か」を探し始める。
引用元:講談社BOOK倶楽部サイト(https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000205455)
7作目『ロードムービー』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】ロードムービー
【作家】辻村深月
【出版社】講談社
【冊数】5編収録
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2008年10月
【ジャンル】短編集
【収録作品】ロードムービー, 道の先, トーキョー語り, 雪の降る道, 街灯
あらすじ
運動神経抜群で学校の人気者のトシと気弱で友達の少ないワタル。小学五年生の彼らはある日、家出を決意する。きっかけは新学期。組替えで親しくなった二人がクラスから孤立し始めたことだった。「大丈夫、きっとうまくいく」(「ロードムービー」)。いつか見たあの校舎へ、懐かしさを刺激する表題作他、4編(「街灯」/「道の先」/「トーキョー語り」/「雪の降る道」 )収録。
引用元:講談社BOOK倶楽部サイト(https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000205774)
8作目『太陽の坐る場所』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】太陽の坐る場所
【作家】辻村深月
【出版社】文藝春秋
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2008年12月
【ジャンル】長編小説
【備考】水川あさみさん主演で映画化(2014)
あらすじ
高校卒業から10年、同窓会に交錯する過去と今の想い
女優の元同級生を同窓会に呼ぼうと画策する男女6人。だが彼女に近づく程に思春期の痛みと挫折が甦り……。注目の著者の傑作長編
引用元:文藝春秋BOOKSサイト(https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1678170100000000000A)
9作目『ふちなしのかがみ』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】ふちなしのかがみ
【作家】辻村深月
【出版社】角川書店
【冊数】5編収録
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2009年6月
【ジャンル】短編集
【収録作品】踊り場の花子, ブランコをこぐ足, おとうさん、したいがあるよ, ふちなしのかがみ, 八月の天変地異
あらすじ
その向こう側は、決して覗いてはいけない――。
この学校の花子さんは、音楽室から飛び降り自殺した少女の霊です。花子さんは階段に棲んでいて、一生懸命掃除すれば会うことができます。でも、彼女がくれる食べ物や飲み物を口にしてはいけません。嘘をついてもいけません。さもないと――。おまじないや占い、夢中で話した「学校の七不思議」、おそるおそる試した「コックリさん」。青春ミステリの旗手・辻村深月の新境地、懐かしくって怖い現代の怪談。
引用元:KADOKAWAサイト(https://www.kadokawa.co.jp/product/321205000198/)
10作目『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。
【作家】辻村深月
【出版社】講談社
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2009年9月
【ジャンル】長編小説
【備考】第142回直木三十五賞候補 (2009)、第31回吉川英治文学新人賞候補 (2010)
あらすじ
地元を飛び出した娘と、残った娘。幼馴染みの二人の人生はもう交わることなどないと思っていた。あの事件が起こるまでは。チエミが母親を殺し、失踪してから半年。みずほの脳裏に浮かんだのはチエミと交わした幼い約束。彼女が逃げ続ける理由が明らかになるとき、全ての娘は救われる。著者の新たな代表作。2013年おすすめ文庫王国 エンターテインメント部門 第1位。
引用元:講談社BOOK倶楽部サイト(https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000205935)
11作目『V.T.R.』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】V.T.R.
【作家】辻村深月
【出版社】講談社ノベルス
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2010年2月
【ジャンル】長編小説
あらすじ
辻村深月の長編ミステリーから物語が飛び出した。「スロウハイツ」の住人を受け止め、支えたあの作家。物語に生きる彼らと同じ視線で、チヨダ・コーキのデビュー作を味わおう。『スロウハイツの神様』の世界へようこそ。「ねえ、ティー。一人ぼっちにならないで。アタシはあなたを愛してる」。解説・赤羽環。
引用元:講談社BOOK倶楽部サイト(https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000206189)
デビュー後7〜9年(計7作品)
12作目『光待つ場所へ』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】光待つ場所へ
【作家】辻村深月
【出版社】講談社
【冊数】4編収録
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2010年6月
【ジャンル】短編集
【収録作品】しあわせのこみち, アスファルト, チハラトーコの物語, 樹氷の街
あらすじ
悔しい、恥ずかしい、息苦しい――。
それでも日々は、続いていく。今もっとも注目の作家・辻村深月 心震わす傑作青春小説!
引用元:講談社BOOK倶楽部サイト(https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000186018)
13作目『ツナグ』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】ツナグ
【作家】辻村深月
【出版社】新潮社
【冊数】5編収録
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2010年11月
【ジャンル】短編集
【収録作品】アイドルの心得, 長男の心得, 親友の心得, 待ち人の心得, 使者の心得
【備考】第32回吉川英治文学新人賞受賞 (2011)、松坂桃李さん主演で映画化(2012)
あらすじ
一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者(ツナグ)」。突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌告知出来なかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生、失踪した婚約者を待ち続ける会社員……ツナグの仲介のもと再会した生者と死者。それぞれの想いをかかえた一夜の邂逅は、何をもたらすのだろうか。心の隅々に染み入る感動の連作長編小説。
引用元:新潮社サイト(https://www.shinchosha.co.jp/book/138881/)
14作目『本日は大安なり』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】本日は大安なり
【作家】辻村深月
【出版社】角川書店
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2011年2月
【ジャンル】長編小説
【備考】第24回山本周五郎賞候補 (2011)、優香さん主演でドラマ化(2012)
あらすじ
結婚は、人生最高のエンターテインメント!
企みを胸に秘めた美人双子新婦、プランナーを困らせるクレーマー夫妻、新婦に重大な事実を告げられないまま、結婚式当日を迎えた新郎……。人気結婚式場の一日を舞台に人生の悲喜こもごもをすくい取る。
引用元:KADOKAWAサイト(https://www.kadokawa.co.jp/product/321303000080/)
15作目『オーダーメイド殺人クラブ』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】オーダーメイド殺人クラブ
【作家】辻村深月
【出版社】集英社
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2011年5月
【ジャンル】長編小説
【備考】第145回直木三十五賞候補 (2011)、第25回山本周五郎賞候補 (2012)、及川由美先生作画で漫画化(2013)
あらすじ
クラスで上位の「リア充」女子グループに属する中学二年生の小林アン。死や猟奇的なものに惹かれる心を隠し、些細なことで激変する友達との関係に悩んでいる。家や教室に苛立ちと絶望を感じるアンは、冴えない「昆虫系」だが自分と似た美意識を感じる同級生の男子・徳川に、自分自身の殺害を依頼する。二人が「作る」事件の結末は――。少年少女の痛切な心理を直木賞作家が丹念に描く、青春小説。
引用元:集英社サイト(https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?jdcn=08745313946554000000)
16作目『水底フェスタ』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】水底フェスタ
【作家】辻村深月
【出版社】文藝春秋
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2011年8月
【ジャンル】長編小説
【備考】第2回山田風太郎賞候補 (2011)
あらすじ
彼女は復讐のために村に帰って来た――
過疎の村に帰郷した女優・由貴美。彼女との恋に溺れた少年・広海は彼女の企みに引きずり込まれる。待ち受ける破滅を予感しながら…。
引用元:文藝春秋BOOKSサイト(https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1679015700000000000H)
17作目『サクラ咲く』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】サクラ咲く
【作家】辻村深月
【出版社】光文社
【冊数】3編収録
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2012年3月
【ジャンル】短編集
【収録作品】約束の場所、約束の時間, サクラ咲く, 世界で一番美しい宝石
【備考】新井愛瞳さんと新田真剣佑さんのW主演でWEBドラマ化(2016)
あらすじ
塚原マチは本好きで気弱な中学一年生。ある日、図書館で本をめくっていると一枚の便せんが落ちた。そこには『サクラチル』という文字が。一体誰がこれを? やがて始まった顔の見えない相手との便せん越しの交流は、二人の距離を近付けていく。(「サクラ咲く」)輝きに満ちた喜びや、声にならない叫びが織りなす青春のシーンをみずみずしく描き出す。表題作含む三編の傑作集。
引用元:光文社サイト(https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334767044)
18作目『鍵のない夢を見る』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】鍵のない夢を見る
【作家】辻村深月
【出版社】文藝春秋
【冊数】5編収録
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2012年5月
【ジャンル】短編集
【収録作品】仁志野町の泥棒, 美弥谷団地の逃亡者, 石蕗南地区の放火, 芹葉大学の夢と殺人, 君本家の誘拐
【備考】第147回直木三十五賞受賞 (2012)、収録作『芹葉大学の夢と殺人』が第64回日本推理作家協会賞候補 (2011)、倉科カナさん主演でドラマ化(2013)
あらすじ
直木賞受賞! 私たちの心の奥底を静かに覗く傑作集
どこにでもある町に住む、盗癖のあるよそ者の女、婚期を逃した女の焦り、育児に悩む若い母親……彼女たちの疲れた心を待つ落とし穴。
引用元:文藝春秋BOOKSサイト(https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167903985)
デビュー後10〜12年(計6作品)
19作目『島はぼくらと』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】島はぼくらと
【作家】辻村深月
【出版社】講談社
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2013年6月
【ジャンル】長編小説
【備考】第11回本屋大賞候補 (2014)
あらすじ
この島の別れの言葉は「行ってきます」。きっと「おかえり」が待っているから。
瀬戸内海に浮かぶ島、冴島。朱里、衣花、源樹、新の四人は島の唯一の同級生。フェリーで本土の高校に通う彼らは卒業と同時に島を出る。ある日、四人は冴島に「幻の脚本」を探しにきたという見知らぬ青年に声をかけられる。淡い恋と友情、大人たちの覚悟。旅立ちの日はもうすぐ。別れるときは笑顔でいよう。
引用元:講談社BOOK倶楽部サイト(https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000212422)
20作目『盲目的な恋と友情』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】盲目的な恋と友情
【作家】辻村深月
【出版社】新潮社
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2014年5月
【ジャンル】長編小説
あらすじ
タカラジェンヌの母をもつ一瀬蘭花(いちのせらんか)は自身の美貌に無自覚で、恋もまだ知らなかった。だが、大学のオーケストラに指揮者として迎えられた茂実星近(しげみほしちか)が、彼女の人生を一変させる。茂実との恋愛に溺れる蘭花だったが、やがて彼の裏切りを知る。五年間の激しい恋の衝撃的な終焉。蘭花の友人・留利絵(るりえ)の目からその歳月を見つめたとき、また別の真実が――。男女の、そして女友達の妄執を描き切る長編。
引用元:新潮社サイト(https://www.shinchosha.co.jp/book/138882/)
21作目『ハケンアニメ!』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】ハケンアニメ!
【作家】辻村深月
【出版社】マガジンハウス
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2014年8月
【ジャンル】長編小説
【備考】第12回本屋大賞候補 (2015)、吉本興業により舞台化(2019)、吉岡里帆さん主演で映画化(2022)
あらすじ
「どうして、アニメ業界に入ったんですか?」
引用元:マガジンハウスサイト(https://magazineworld.jp/books/paper/2690/)
時間に追われる過酷な現場で、
目の前の仕事に打ち込む仕事人たちが、
追い求めるものはいったい何なのか?
監督・プロデューサー・声優・アニメーターたちが登場。
辻村深月が紡ぎ出す最高に刺激的なお仕事小説。
人気声優の花澤香菜さん、小林ゆうさんも絶賛!
22作目『家族シアター』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】家族シアター
【作家】辻村深月
【出版社】講談社
【冊数】7編収録
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2014年10月
【ジャンル】短編集
【収録作品】「妹」という祝福, サイリウム, 私のディアマンテ, タイムカプセルの八年, 1992年の秋空, 孫と誕生会, タマシイム・マシンの永遠
あらすじ
息子が小学校六年生になった年、
父親中心の保護者会「親父会」に入った、大学准教授の私。
熱心な担任教師に恵まれて、順調に思われた日々の裏には、
とんでもない秘密が隠されていて……? (タイムカプセルの八年)すべての「わが家」に事件あり。
引用元:講談社BOOK倶楽部サイト(https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000188932)
ややこしくも愛おしい家族の物語、全七編!
23作目『朝が来る』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】朝が来る
【作家】辻村深月
【出版社】文藝春秋
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2015年6月
【ジャンル】長編小説
【備考】第13回本屋大賞候補 (2016)、安田成美さん主演でドラマ化(2016)、永作博美さん主演で映画化(2020)
あらすじ
作家デビュー十年で新境地となった、出産を巡る問題作
長く辛い不妊治療の末、自分たちの子を産めずに特別養子縁組という手段を選んだ夫婦。
引用元:文藝春秋BOOKSサイト(https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1679913300000000000C)
中学生で妊娠し、断腸の思いで子供を手放すことになった幼い母。
それぞれの葛藤、人生を丹念に描いた、胸に迫る長編。
第147回直木賞、第15回本屋大賞の受賞作家が到達した新境地。
河瀨直美監督も推薦!
このラストシーンはとてつもなく強いリアリティがある。「解説」より
24作目『きのうの影踏み』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】きのうの影踏み
【作家】辻村深月
【出版社】KADOKAWA
【冊数】13編収録
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2015年9月
【ジャンル】短編集
【収録作品】十円参り, 手紙の主, 丘の上, 殺したもの, スイッチ, 私の町の占い師, やみあかご, だまだまマーク, マルとバツ, ナマハゲと私, タイムリミット, 噂地図, 七つのカップ
あらすじ
作品の幅を広げ進化し続ける作家。大切な人との絆を感じる傑作短篇
あるホラー作家のもとに送られてきた手紙には、存在しない架空の歌手とラジオ番組のことが延々と綴られていたという。編集者たちの集まりによると、チェーンメールのように、何人かの作家にも届いているという。かくいう私にもその手紙は届いていた。その手紙のことを調べるうちに、文面の後ろのほう、文字が乱れて読み取れなくなっていた部分が、徐々に鮮明になってきている……。ある日、友人作家が手紙のことで相談があると言ってきた。なんと、その手紙、サイン会で手渡しされたという。誰がその人物だったかはわからない。けれど、確実に近づいてきているーー。(「手紙の主」)。その交差点はよく交通事故が起こる。かつてそこで亡くなった娘の霊が、巻き添えにしていると、事故死した娘の母親は言っているという。その娘が好きだったという「M」の字の入ったカップがいつもお供えされていた。ある雨の日、そのおばさんがふらふらと横断歩道にさしかかり……。死が母娘を分かつとも、つながろうとする見えない深い縁を繊細な筆致で描く「七つのカップ」。闇の世界の扉を一度開けてしまったらもう、戻れない。辻村深月が描く、あなたの隣にもそっとそこにある、後戻りできない恐くて、優しい世界。
引用元:KADOKAWAサイト(https://www.kadokawa.co.jp/product/321802000405/)
【解説:朝霧カフカ】
デビュー後13〜15年(計7作品)
25作目『東京會舘とわたし』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】東京會舘とわたし
【作家】辻村深月
【出版社】毎日新聞出版
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2016年7月
【ジャンル】長編小説
あらすじ
ここは夢が生まれる場所。
華やかなる”社交の殿堂”。
大正、昭和、平成という時代を情熱的に生きた人々を、鮮やかな筆致で描き出す。
直木賞作家が贈る、一つの建物の〈記憶〉をたどる長編小説。大正11年、丸の内に落成した国際社交場・東京會舘。
引用元:毎日新聞出版サイト(https://mainichibooks.com/books/novel-critic/post-407.html)
海外ヴァイオリニストのコンサート、灯火管制下の結婚式、未知のカクテルを編み出すバーテンダー……。
変わりゆく時代の中、”會舘の人々”が織り成すドラマが読者の心に灯をともす。
26作目『クローバーナイト』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】クローバーナイト
【作家】辻村深月
【出版社】光文社
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2016年11月
【ジャンル】長編小説
あらすじ
小さな会計事務所で働く鶴峯裕は同い年の妻・志保と共働き、四歳の長女・莉枝未ともうすぐ二歳になる長男・琉大を保育園に預け、バタバタの日々を過ごしている。そんな鶴峯家に、ママ友、パパ友から子育てにまつわる難題と謎が押し寄せる! そして事件はとうとう鶴峯家にも――。裕は数々の謎を解き、育児の問題も解決して、家族の幸せを守れるのか!
引用元:光文社サイト(https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334779290)
27作目『かがみの孤城』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】かがみの孤城
【作家】辻村深月
【出版社】ポプラ社
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2017年5月
【ジャンル】長編小説
【備考】第15回本屋大賞受賞 (2018)、武富智さん作画で漫画化(2019)、生駒里奈さん主演で舞台化(2020)、當真あみさん主演でアニメ映画化(2022)
あらすじ
あなたを、助けたい。
学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
引用元:ポプラ社サイト(https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008113.html)
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。
28作目『青空と逃げる』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】青空と逃げる
【作家】辻村深月
【出版社】中央公論新社
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2018年3月
【ジャンル】長編小説
あらすじ
深夜、夫が交通事故に遭った。病院に駆けつけた早苗と息子の力は、そこで彼が誰の運転する車に乗っていたかを知らされる……。夫は何も語らぬまま、知らぬ間に退院し失踪。残された早苗と力に悪意と追及が押し寄せ、追い詰められた二人は東京を飛び出した。高知、兵庫、大分、仙台――。壊れてしまった家族がたどりつく場所は。<解説>早見和真
引用元:中央公論新社サイト(https://www.chuko.co.jp/ebook/2021/07/517548.html)
29作目『噛みあわない会話と、ある過去について』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】噛みあわない会話と、ある過去について
【作家】辻村深月
【出版社】講談社
【冊数】4編収録
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2018年6月
【ジャンル】短編集
【収録作品】ナベちゃんのヨメ, パッとしない子, ママ・はは, 早穂とゆかり
あらすじ
あなたの「過去」は、大丈夫?
美しい「思い出」として記憶された日々――。
引用元:講談社BOOK倶楽部サイト(https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000355969)
その裏側に触れたとき、見ていた世界は豹変する。
無自覚な心の内をあぶりだす「鳥肌」必至の傑作短編集!
30作目『小説 映画ドラえもん のび太の月面探査記』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】小説 映画ドラえもん のび太の月面探査記
【作家】辻村深月
【出版社】小学館
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2019年2月
【ジャンル】長編小説
【備考】同映画の脚本も担当(2019)
あらすじ
映画ドラえもん×辻村深月
引用元:小学館サイト(https://www.shogakukan.co.jp/books/09407125)
のび太たちのクラスに、季節外れの転校生・ルカがやってきた。同じ頃、テレビでは月面探査機が謎の白い影を捉えて大ニュースになる。のび太が「月のウサギだ!」と主張するとクラスのみんなは大笑い。悔しがるのび太はドラえもんに泣きつき、ひみつ道具『異説クラブメンバーズバッジ』を使い月の裏側にウサギ王国を作ることに。ルカとともに向かった月でのび太たちは、エスパルという不思議な力を持つ一族と出会う。そこに彼らを狙う赤い宇宙船が現れた!
映画脚本を担当した辻村深月が、自ら完全小説化。
累計20万部突破!
31作目『傲慢と善良』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】傲慢と善良
【作家】辻村深月
【出版社】朝日新聞出版
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2019年3月
【ジャンル】長編小説
【備考】第7回ブクログ大賞受賞 (2019)
あらすじ
婚約者・坂庭真実が姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。「恋愛だけでなく生きていくうえでのあらゆる悩みに答えてくれる物語」と読者から圧倒的な支持を得た作品が遂に文庫化。《解説・朝井リョウ》
引用元:朝日新聞出版サイト(https://publications.asahi.com/product/23639.html)
デビュー後16〜18年(計4作品)
32作目『ツナグ 想い人の心得』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】ツナグ 想い人の心得
【作家】辻村深月
【出版社】新潮社
【冊数】5編収録
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2019年10月
【ジャンル】短編集
【収録作品】プロポーズの心得, 歴史研究の心得, 母の心得, 一人娘の心得, 想い人の心得
あらすじ
僕が使者(ツナグ)だと打ち明けようか――。死者との面会を叶える役目を祖母から受け継いで七年目。渋谷歩美は会社員として働きながら、使者の務めも続けていた。「代理」で頼みに来た若手俳優、歴史の資料でしか接したことのない相手を指名する元教員、亡くした娘を思う二人の母親。切実な思いを抱える依頼人に応える歩美だったが、初めての迷いが訪れて……。心揺さぶるベストセラー、待望の続編!
引用元:新潮社サイト(https://www.shinchosha.co.jp/book/138883/)
33作目『琥珀の夏』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】琥珀の夏
【作家】辻村深月
【出版社】文藝春秋
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2021年6月
【ジャンル】長編小説
あらすじ
見つかったのは、ミカちゃんなんじゃないか――
『かがみの孤城』『傲慢と善良』の著者が描く、
引用元:文藝春秋BOOKSサイト(https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1679209100000000000R)
瑞々しい子どもたちの日々。そして、痛みと成長。
かつて、カルトだと批判を浴びた<ミライの学校>の敷地跡から、
少女の白骨遺体が見つかった。
ニュースを知った弁護士の法子は、胸騒ぎを覚える。
埋められていたのは、ミカちゃんではないかーー。
小学生時代に参加した<ミライの学校>の夏合宿で出会ったふたり。
法子が最後に参加した夏、ミカは合宿に姿を見せなかった。
30年前の記憶の扉が開くとき、幼い日の友情と罪があふれ出す。
解説・桜庭一樹
34作目『闇祓』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】闇祓
【作家】辻村深月
【出版社】KADOKAWA
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2021年10月
【ジャンル】長編小説
あらすじ
あいつらが来ると、人が死ぬ。 辻村深月、初の本格ホラーミステリ長編!
「うちのクラスの転校生は何かがおかしい――」
引用元:KADOKAWAサイト(https://www.kadokawa.co.jp/product/322104000675/)
クラスになじめない転校生・要に、親切に接する委員長・澪。
しかし、そんな彼女に要は不審な態度で迫る。
唐突に「今日、家に行っていい?」と尋ねたり、家の周りに出没したり……。
ヤバい行動を繰り返す要に恐怖を覚えた澪は憧れの先輩・神原に助けを求めるが――。
身近にある名前を持たない悪意が増殖し、迫ってくる。一気読みエンタテインメント!
35作目『レジェンドアニメ!』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】レジェンドアニメ!
【作家】辻村深月
【出版社】マガジンハウス
【冊数】6編収録
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2022年3月
【ジャンル】短編集
【収録作品】九年前のクリスマス, 声と音の冒険, 夜の底の太陽, 執事とかぐや姫, ハケンじゃないアニメ, 次の現場へ
あらすじ
誰にだって負けたくない人がいる!
ともに働きたい人がいる!夢と希望。情熱とプライド。愛と敬意――
引用元:マガジンハウスサイト(https://magazineworld.jp/books/paper/3197/)
アニメ制作に情熱を傾ける仕事人たちの
熱血エンタテインメント『ハケンアニメ!』には、
心震えるさらなる物語が隠されていた!
デビュー後19〜21年(計2作品)
36作目『嘘つきジェンガ』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】嘘つきジェンガ
【作家】辻村深月
【出版社】文藝春秋
【冊数】3編収録
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2022年8月
【ジャンル】短編集
【収録作品】あの人のサロン詐欺, 五年目の受験詐欺, 2020年のロマンス詐欺
あらすじ
つい重ねてしまった嘘の先に……
『鍵のない夢を見る』から10年、辻村深月が詐欺を描く。幸せが欲しくて嘘にすがりついてしまう人間の哀しみが、心に迫る3篇。
引用元:文藝春秋BOOKSサイト(https://books.bunshun.jp/ud/book/num/1639158400000000000K)
37作目『この夏の星を見る』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】この夏の星を見る
【作家】辻村深月
【出版社】KADOKAWA
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2023年6月
【ジャンル】長編小説
あらすじ
この物語は、あなたの宝物になる。
亜紗は茨城県立砂浦第三高校の二年生。顧問の綿引先生のもと、天文部で活動している。コロナ禍で部活動が次々と制限され、楽しみにしていた合宿も中止になる中、望遠鏡で星を捉えるスピードを競う「スターキャッチコンテスト」も今年は開催できないだろうと悩んでいた。真宙(まひろ)は渋谷区立ひばり森中学の一年生。27人しかいない新入生のうち、唯一の男子であることにショックを受け、「長引け、コロナ」と日々念じている。円華(まどか)は長崎県五島列島の旅館の娘。高校三年生で、吹奏楽部。旅館に他県からのお客が泊っていることで親友から距離を置かれ、やりきれない思いを抱えている時に、クラスメイトに天文台に誘われる――。
引用元:KADOKAWAサイト(https://www.kadokawa.co.jp/product/322208000314/)
コロナ禍による休校や緊急事態宣言、これまで誰も経験したことのない事態の中で大人たち以上に複雑な思いを抱える中高生たち。しかしコロナ禍ならではの出会いもあった。リモート会議を駆使して、全国で繋がっていく天文部の生徒たち。スターキャッチコンテストの次に彼らが狙うのは――。
哀しさ、優しさ、あたたかさ。人間の感情のすべてがここにある。
辻村深月先生のエッセイ/絵本一覧(刊行順)
先生は、2024年4月初旬時点でエッセイを3冊、絵本を1冊、ファンブックを1冊刊行しています。
1冊ずつ、あらすじとともにご紹介していきます!
エッセイ
1作目『ネオカル日和』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】ネオカル日和
【作家】辻村深月
【出版社】講談社
【冊数】6編収録
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2011年11月
【ジャンル】エッセイ
【収録作品】エッセイ33編, ルポ10編, ショートショート及び短編小説「彼女のいた場所」「写真選び」「さくら日和」「七胴落とし」
あらすじ
作家もまた、読者である。
この世界は物語に満ちている!小学生の頃、図書室で出会った本の記憶。夏休み、訪れた田舎で出会った古い土蔵。放課後、友達と買い食いした駄菓子屋。すべてはこの世の物語を紡ぐために。日本の新文化を徹底取材したルポを中心に著者が本当に好きな物だけを詰め込んだエッセイ集。掌編&短編小説4本も特別収録する贅沢すぎる玉手箱。
引用元:講談社BOOK倶楽部サイト(https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000212199)
2作目『図書室で暮らしたい』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】図書室で暮らしたい
【作家】辻村深月
【出版社】講談社
【冊数】2編収録
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2015年11月
【ジャンル】エッセイ
【収録作品】エッセイ79編, 短編小説「おじいちゃんと、おひさまのかおり」
あらすじ
辻村深月の”好き”は無限大!
辻村深月が好きな小説、漫画、アニメ、音楽、映画、美味しいもの……etc.
引用元:講談社BOOK倶楽部サイト(https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000344165)
読めば、辻村ワールドがもっと好きになること間違いなし!
3作目『あなたの言葉を』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】あなたの言葉を
【作家】辻村深月
【出版社】毎日新聞出版
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2024年4月
【ジャンル】エッセイ
あらすじ
「辻村さんは大人なのに、どうして子どもの気持ちがわかるのですか?」
あの時、のみこんだひと言。いま感じている気持ち。
その言葉はいつか必ず、あなたを助けてくれる。
これから大人になる人たちへ、辻村深月が一緒に考える。学校生活、出会いと別れ、読むこと、書くこと――
自らの体験を元にまっすぐに語りかけるエッセイ集。【本文より】
引用元:毎日新聞出版サイト(https://mainichibooks.com/books/essay/post-664.html)
大人になってよかった、と思うこともたくさんあります。そのひとつが、
「自分の言葉」で気持ちが伝えられるようになったことです。
さあ、一緒に「あなたの言葉」を探しにいきましょう。
絵本
『すきって いわなきゃ だめ?』
作品情報
著者:辻村深月
【作品名】すきって いわなきゃ だめ?
【作家】辻村深月
【出版社】岩崎書店
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2019年5月
【ジャンル】絵本
あらすじ
「すきなひといないの?」とみっちゃんにきかれた。
わかんないっていったけど、ほんとうはこうくんがすき。辻村深月と今日マチ子が描く、みずみずしい「好き」の風景。
引用元:岩崎書店サイト(https://www.iwasakishoten.co.jp/book/b447788.html)
ファンブック
『Another side of 辻村深月』
作品情報
著者:辻村深月、他
【作品名】Another side of 辻村深月
【作家】辻村深月
【出版社】KADOKAWA
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2023年3月
【ジャンル】ファンブック
【備考】書下ろし短編小説や著名な先生方の特別対談、エッセイなど
あらすじ
書下ろし短編収録! 辻村深月作品を生み出す裏側、教えます。
書き下ろし短編、宮部みゆき・伊坂幸太郎との特別対談、全作品解説インタビュー――唯一無二の小説を生み出し続ける辻村深月の裏側を徹底解剖。ファン必読の1冊、誕生!
引用元:KADOKAWAサイト(https://www.kadokawa.co.jp/product/322210001444/)
読了本チェックリスト
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📚 冊中 冊 読了しています📚
📚長編小説
📚短編集
📚小説以外
まとめ
以上、辻村深月先生の作品一覧でした。
最後までご覧いただきありがとうございます!
「話題作しかまだ読んでいないよ」という方はこれを機に、他の作品もお手にとってみてはいかがでしょうか。
他にも、漫画や小説をご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
また、YouTubeでも、書籍の紹介などをおこなっています。
フリーアトリエ晴星(YouTubeチャンネル)
いちど、ご視聴いただけると嬉しいです☺️